慢性疼痛

当院では、長引く慢性疼痛は痛覚変調性疼痛の一部だと考えています。

あらゆる疼痛は、侵害受容性、神経障害性、痛覚変調性などに分類され、それらが相互に組み合わさっていると考えられています。原因が筋肉などへの外傷やケガであれば、自然と痛みは回復しますが、慢性疼痛はあらゆる要因がトリガーとなり、痛みが慢性化してしまう状態です。その一つの要因に痛覚変調性疼痛（原因が不明）である痛みが絡んでいることが多いです。はじめの痛みと種類が変わっている事も多くあります。そのような痛みに、いくら侵害受容器（筋や骨格など）へのアプローチをしても改善はしません。

そのような慢性疼痛には、脳への適切な情報処理を行うために、自律神経を整えるアプローチをします。それにより脳の過活動を正常にして、身体に正常な信号を送る事が重要です。

また、痛みにより呼吸が浅くなったり、乱れたりしている（＝自律神経が乱れている）状態が長く続くと、呼吸筋や呼吸補助筋が固くなり、やがて腸の活動にもストレスを与えてしまう悪循環になります。

そのため、できるだけ早く治療開始をおススメしています。

内科に行くと、薬を処方されることが多いかと思います。

整骨院や整体院など、一般的な治療院では、自律神経を専門にしているところは少なく、対応しているところはあまりないでしょう。

軽い症状の場合、内科や一般的な治療院などで慢性疼痛が改善される場合もありますが、実際には、

• なかなか良くならない、または悪化してしまう
• 一時的に楽になるが、すぐに戻ってしまう
• 薬をいつまで飲まなくてはいけないのか不安
• 他の病気でないかと不安になり、精神薬を服用している

と悩まれている方も多いようです。

当院にご来院くださる方には、ある一つの共通点があります。
それは、言葉では半ばあきらめているような方でも、当院まで実際に足を運んでくださっているということです。
色々なところでみてもらったり、施術してもらっても思うような『結果』が伴わない。
でも心ではあきらめきれない、良くなりたい。そして『良くなるかもしれない』という期待を込めてご来院くださっています。

私たちは、その期待に全力で応えたいと思っています。
そして、私たちの想いを感じ取り、場合によってはご自身の半分も年齢のいかない自分たちの言葉に耳を傾け、その言葉を信じて通院を続け、ある時「ここに来て本当に良かった」と言ってもらえた時は、何物にも変えることのできない充実感をいただきます。

「どこに行っても変わらなかった」と言われると、私たちは逆に燃え上がります。
施術家魂に火が付きます。
１人１人の症状に真摯に向き合い、共にゴールに近づきたい。
一緒にお身体を良くしていきたいと思っています。

自分たちもまだまだ完ぺきではありません。日々色々な経験をさせてもらいながら成長していきます。
そのために日々練習に励み、ご来院者様に貢献できるように頑張っています！

このホームページを見てくださったことが、あなたのお悩みが解決されるきっかけになれば幸いです。
ご来院を心よりお待ちしております。