10代 男性 学生 体の倦怠感、頭痛、朝起きられない

来院動機

これから学年が1つ上がるにつれて朝自分で起きられないのは流石にどうにかしなければという思いから来られました。保護者の方も毎回自分が起こしに行かないと起きることができない状態、頭痛が続いたり、学校を休みがちで今後が心配との思いがとても強く現れていました。

症状

体の倦怠感、頭痛、朝起きられない

検査

姿勢写真や可動域に大きな問題はなかったものの、通学カバンが重いからか、首と肩の硬さがかなりありました。

また、呼吸の浅さが目立つ印象を受けました。

初回施術

体の緊張が強く、常に力を入れている状態なので、リラックスしてもらうためお話を交えながら呼吸に関わる筋肉を緩め、血行を促進する目的として指圧を行いました。

施術中無意識に手足に力を加えていること、自宅での対処法などを伝え次回に体の様子を教えて欲しいと促しました。

2回目(初回施術から1週間後)

施術後次の日は自分で起きてこられたとのことでした。倦怠感はまだあるものの、変化が見られたことにこちらも嬉しくなったことを覚えています。

施術は前回と同じものを行いました。

施術中お話を聞くと、普段から重いリュックを背負い学校に通っていることや部活をそのあと行うので夜遅くに帰り寝る時間を削って生活していたことがわかりました。

睡眠の大切さ、栄養をとること、体を休めていくことを伝えたうえで保護者との認識を合わせていきました。

8回目(2ヶ月)

体は来院当時の状態を10とすると、現在は5/10まで回復している感じがするとの事でした。

自宅では好き嫌いせずにご飯を食べよく眠り、体幹トレーニングをして過ごすようになりました。

施術後は「頭痛の頻度が減った。もっとよくしていきたい」と本人の口から言ってくれました。

考察

真面目な性格、そして目標に向かってストイックに頑張ることができるこの患者様は、文武両道を目指して目標に向かうあまり自分を追い込みすぎてしまったことにより、身体からの悲鳴として症状が出てしまったのではないかと思いました。

保護者の協力を得ながら連携を図り、自宅での過ごし方や認識を合わせ、そして本人の環境を整えることで、自分と向き合う時間が増え、生活習慣に変化が表れてきたように感じます。

自分を大切にする時間が増えたことにより、体や心に変化として表れたのではないかと思いました。