50代女性 デスクワーク 下半身の冷え、冷えから来る腹痛

症状

下半身の冷え、冷えから来る腹痛(ガスが溜まる感覚)
数年前、子宮内膜症により子宮が肥大し、全摘している。手術前のホルモン注射により冷えが出始めたとのこと。
表面は暑く感じる(火照りに似た症状がある)が、身体の中心が冷えている感覚。
夏でも腹巻、厚手のタイツ、ホッカイロ、湯たんぽが手放せず、辛いとお話されていました。
職場の冷房が強すぎる為、症状が顕著に出現するので、夏までに体調を整えたいとのことでした。

初回の施術

右肩、肩甲骨周辺の痛みもある為、筋肉を緩め、血流改善を促す為の指圧を行いました。

ホルモンバランスの乱れが冷えの原因ではないかと考え、自律神経を整える背骨矯正を実施しました。

2回目の施術

来院するとすぐトイレに行く様子が伺えました。
筋肉の痛みは少し改善したが、冷えはまだ強いとのお話を受けました。
血流改善、ストレス緩和の為のオレキシン抑制を促す頭部の鍼を提案し、実施しました。
前回と同様に指圧、背骨矯正も行いました。
背骨矯正時、膝枕にもホッカイロを置きたいと申し出があり、置きながら実施しました。

10回目の施術(初回から1ヶ月半後)

冷えが少し改善してきたとのことです。湯たんぽはまだ手放せないが、足に置いていたホッカイロはなくても平気になったと嬉しそうにお話しされていました。
施術内容は頭部の鍼、指圧、背骨矯正。

24回目の施術(初回から3ヶ月後)

下半身の冷え、そして腹痛がだいぶ落ち着いてきており、日常生活に支障をきたさなくなったと報告を受けました。
娘との旅行の計画が出ているが、以前だと腹痛が心配だったが今の状態だと問題なく行けるかもしれないと前向きになっている様子が伺えました。

最初の方は来院時すぐトイレに行っていましたが、現在はすぐ施術に入っても支障がないとのことです。

考察

腹部から下半身にかけての症状の訴えであったので、施術を悩みました。
しかし、症状の誘発がホルモン注射だとのことで、自律神経を整えることが優先と考え、頸部の筋緊張改善と背骨矯正を試みたところ、それが功を奏し症状緩和に繋がることができました。
腹部、そして下半身に症状が出ていても、自律神経の乱れの症状が出ているのであれば、
まずはそこを整えることが大切であるということ、その大切さをその後の患者様にも自信を持って伝えることができるようになった症例でした。

2ヶ月を経過した辺りから、笑顔でお話をされることが多かったのが印象的です。

身体の余裕が心の余裕にも繋がるのだな、と肌で感じた症例でした。