30代 女性 二人目不妊によるストレス・倦怠感・息苦しさ・腰痛

来院動機

*お客様:女性 30代、パート

*今回の症状 : 倦怠感・息苦しさ・腰痛

 

Aさんは、長引く腰痛と、産後うつのような、精神的な症状を訴えられ来院されました。お子さんの子育てと週4パートで日々追われており、疲れが取れる事がなく、腰痛が治らないのは半分諦めているような状態でした。

検査

◎姿勢分析

まずは、姿勢分析を行い歪みの状態を確認しました。

骨盤の前ずれ、胸椎後湾、頭部前傾で猫背が顕著でした。

◎ROM検査

左右股関節の可動域低下・左肩関節可動域低下・胸椎右回旋ROM低下がみられました。

◎呼吸筋検査

手技の中で、呼吸筋の緊張をチェックしたところ、

いくつかの呼吸筋の筋緊張がみられ、呼吸が浅い状態であることがわかりました。

これらの事からわかるのは、自律神経が乱れていて、腰痛やその他の症状の自然回復ができない状態にあるという事です。

初回の施術

まずは、骨盤の歪みと、呼吸筋の緊張により自律神経が乱れていたので、骨格矯正とトリガーポイント指圧にて呼吸筋の緊張を解除しました。

 

筋治療・・・頸部~骨盤部のトリガーポイント指圧にて、筋筋膜調整

骨格矯正・・・背骨矯正・呼吸法を用いた整体

 

初回の施術終了後には、少し呼吸が楽と喜んでいただけました。今回は背骨と自律神経のアプローチをしましたが、骨盤を整える必要性をお伝えさせていただきました。

2回目の施術(初回から5日後)

2回目の施術は初回の施術から5日後に行いました。

初回の施術後、少し楽だったが、子育てで忙しく正直まだ変化はわからないとの事でした。

今回は前回の説明の通り、骨盤へのアプローチをしていくとお伝えし、トリガー指圧と骨盤矯正をおこないました。
また、自律神経の乱れがストレスからも影響するため、強いストレスが回復力を下げているかもとお伝えしました。ご本人の中でも、もしかしたら二人目不妊が強いストレスになっているかも?という事でした。

 

施術後、「すごく楽」と喜んでいただけました。また、二人目不妊の原因の一つに自律神経の乱れがあることをお伝えし、治療の必要性をお伝えしました。また、今は忙しさがあることは避けられないので、また戻る事をお伝えして、本当に身体と向き合ってほしい旨を伝えさせていただきました。

7回目の施術(初回から1カ月後)

7回目の施術時には、ご自宅で自律神経調整の呼吸法も行ってくださっているようで、息苦しさが減ってきたという声をいただきました。また、足が以前より温かく感じるようになったとおっしゃってくれました。

この時点で、自律神経と骨盤が少しずつ回復しているように感じました。

7回目最後に、産後には骨盤底筋を含め、骨盤周りのインナーマッスルが低下するので、検査をおこないました。

◎インナーマッスル検査

 

 

施術内容は同様

インナーマッスル低下が検査でも明らかにあり、また骨盤を支える事ができなくなっていたために、インナーマッスルトレーニングを次回から始めるようにご提案しました。また、骨盤内の血流やミトコンドリアという細胞の活性化が妊娠にも重要であることをお伝えさせていただきました。

12回目の施術(初回から2ヶ月)

12回目には、腰痛の頻度はかなりおさまり、息苦しさがなくなり、疲れにくくなったとおっしゃられました。また、二人目不妊に関しても以前よりも前向きにとらえる事ができるようになったという嬉しい言葉を聞きました。

 

考察

当院では、子育て時期の不安定な症状や、更年期の不調など女性ならではのお悩みを抱えてこられる方も多いです。自律神経の乱れの原因の一つにストレスがあります。強いストレスがかかりそれが、回復力を弱めてしまっている事もよくあります。ご自身ではコントロールできない状態の事も多いので、まずは「身体に余裕を作る」事で、しだいに「こころに余裕がでてくる」人も多いです。

話は変わりますが、今回のAさんのように二人目不妊で悩んでいる方も多いです。お一人目の子育てで一生懸命に努力されていて、無理を重ねてご自身の身体を後回しにしている方が多いように思います。一度身体と自律神経を安定させてあげる事(ご主人様も)が、お子さんを宿す心と体の余裕につながると考えております。