50代 会社経営 男性 繰り返すひどい腰痛・頭痛

来院動機

*お客様:男性 50代、会社経営

*今回の症状 : ひどい腰痛を繰り返している・頭痛

 

当院には、とにかくリラックスしたい。という思いで、「なんでもいいから楽にしてくれ」と訴えられました。お話をよく聞くと、腰痛は何年も抱えていて、昔にスポーツで無理をしていたそうでした。また、頭痛がまれにでるとの事でしたが、日常的に睡眠がかなり少ない事がうかがえました。

検査

◎姿勢分析

まずは、姿勢分析を行い歪みの状態を確認しました。

骨盤の前ずれ、胸椎の後湾が強く、頭部が前傾していました。

◎ROM検査

右股関節の可動域低下、胸椎左回旋可動域低下、頸部後屈可動域低下が特に顕著で、全体的に可動域低下がみられました。

◎呼吸筋検査

手技の中で、呼吸筋の緊張をチェックしたところ、

いくつかの呼吸筋の筋緊張がみられ、呼吸が浅い状態であることがわかりました。

これらの事からわかるのは、自律神経が乱れていて、腰痛の自然回復ができない状態にあるという事です。

初回の施術

まずは、あまりにも強い筋緊張があったため、トリガーポイント指圧を行い、全身のバランスを整えていきました。

 

筋治療・・・頸部~下肢のトリガーポイント指圧にて、筋筋膜調整

 

初回の施術終了後には、少し楽と喜んでいただけました。今回は対処療法という事をお伝えし、次回から原因である歪みと自律神経をアプローチするとお伝えさせていただきました。

2回目の施術(初回から7日後)

2回目の施術は初回の施術から7日後に行いました。

初回の施術後、数時間でまた戻ったとおっしゃっていました。腰痛と頭痛があるとの事で、どうにかしてほしいとの事でした。

今回は前回の説明にしたがい、歪みの治療と自律神経のアプローチをしました。
また、経営者ならではの負荷が身体にかかっていることが、お話の中でわかりました。心包経や頸部の経絡上に強い反応点がありました。また、昔ながらの体育会系ののりで、ついつい無理をして徹也をする事も多いことがわかりました。

 

施術後、「すごく楽」と喜んでいただけました。しかし、また戻る事をお伝えして、本当に身体と向き合ってほしい旨を伝えさせていただきました。

5回目の施術(初回から1カ月後)

5回目の施術時には、ご自宅で自律神経調整の呼吸法も行ってくださっているようで、睡眠の質があがったの声をいただきました。頭痛はかなり頻度が減ってきているとの事でしたが、腰痛はまだ繰り返しているようでした。それでも、続けて来院してくださるのは変化を感じてくれているからでした。

腰痛治療を一段階上げるために、再検査をしました。

施術内容は同様

中間検査

◎インナーマッスル検査

検査により、腸腰筋、腹横筋が低下もしくはうまく機能していない事がわかりました。

 

生活習慣で会議が多く、座る態勢が悪い事の指摘と、腰を支えるインナーマッスルが低下している事を指摘させていただき、インナーマッスルトレーニングを次回から始めるようにご提案しました。

12回目の施術(初回から3ヶ月)

12回目には、腰痛の頻度はかなりおさまり、1週間でも1回出るときと出ないときがあるくらいになりました。頭痛は、低気圧がくる前に出るくらいにおさまっていました。

ご本人も、経営者として心身ともに体に負担をかけていることを理解していましたので、その後もメンテナンスで週一回通われています。

考察

当院には経営者の方が多く見えていますが、ほとんどの方が、まじめで頑張り屋です。そして、自分自身にとにかく厳しく、我が身を粉にしても会社経営に全力を注いでいる方が多いです。経営はスピードが求められるので、感情のエネルギーも強いです。Aさんは時に怒りの感情が抑圧され、腰痛を引き起こしていました。このような症状は、日常生活の負荷が積み重なり起きるものです。しかし、仕事をやめるわけにも、生活スタイルを変えるわけにもいきません。ですので、体に対しての向き合い方を変えていくことが非常に重要です。社員さんのため、会社のために頑張る経営者の方が、ご自身のからだに少し時間をとり、むきあった事で症状の改善がみられたと感じています。